お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.130 『長湯温泉』

長湯は大好きな温泉地、そして一番の思い出では旧御前湯かな。
川に向かって数段の石段を下り、無人の投入口に40円を入れ
回転バーを押すと温泉に入ることが出来ました。
素朴な施設には黄土色のお湯が溢れ温泉成分が積み重なり、
以前の姿を想像できない程変形した洗い場に腰を下ろすと
チクチクお尻に当たり、まともに座れっていられません。
今の新しい御前湯を前にするととても考えられませんが、
そんなのどかで在るがままの共同温泉の時代がありました。


利用される方にとってはたんなる邪魔者でしょうが、A吉温泉の
自然が創ったすばらしい鍾乳洞状態の創造物は削り取られていました。
E田温泉は、あのままでしょうか?小春おばちゃん、お元気ですか?
憧れのK温泉に入れていただいてうれしかった。テルおばちゃん、
病院へ行きましたか?お体お大事にね。日曜は、ありがとうございました。
N温泉の大将、ご自宅に泊めて頂いた事、決して忘れてはいませんよ。
も一度Nの湯に、みんなとワイワイ集まりたいですね。


夕暮れが近づく山あいの集落に影を延ばす、サーカス小屋のような
温泉施設は不似合いです。といっても生きていくための術なのか、
傍観者には手の施せない所で確実に流れていく時間や環境の変化を
止めることはできませんが、いつまでも素朴な温泉地・長湯で
在り続けてほしいと願っています。