お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

別府まち歩きVol.33 『ブーゲンビリア』

昼食はいつもの『なかはる』でワンコインの天丼、満足・満足。
暖簾を分け外に出ると、梅雨の中休みはいい天気です。
プラプラまちを歩くと、鮮やかな濃いピンクの花に出会いました。
『最初はほんの小さなもんやったけど、こげぇ大きゅうなっちなぁ』
『お母さん、こん花は何んち言うんかえ?』
『これな、ブーゲンビリアなんで』 軒を越え、すでに2階にまで届いています。
『兄ちゃん、少し持っち帰りよ。挿しちょったら、すぐイミルけん(増えるよ)』
『ありがとう』 両手でいただくと、陽を受けて眩しく輝きました。


とある場所、路地の奥まった一角に素っ気ないコンクリ湯小屋。
『こんにちはー』、庭の草むしりをしていたお母さんに声をかけました。
『これは、近所んシの温泉かえ?』『今は、3軒で使こうちょんのよ』
あれれ、大分弁にしては変なアクセント。『あらー、分かるゥ?』
『20年ほど前、大阪から来たの。温泉はあるし食べ物は美味しいし、いい所ね』
覗かせていただいた素朴な共同温泉、これ以上の贅沢はありません。
『でもね、雨が降ると時々砂が混じるンよ。それに、温度も安定せんし』
毎日、好きな時に好きなだけ温泉に入れるなんて羨ましい♪
凄く素敵な生活をされているのにぃ・・・、愚痴っちゃダメだよー!


『 さりげなくゆれてる ブーゲンビリア  流れて行く先 心の道しるべ・・・
  たった一度だけど たった一度だから
  欲張りだけど 大切なもの 忘れない 離さない ずっと♪ 』