2007-05-21 別府まち歩きVol.68 『こころ躍る』 温泉 少しでも時間があれば、隣町へ。 あえて表通りを避け、狭い露地や背戸をいくつも抜ける。 気が付けば人んちの庭にいた・・・、なんて事はよくある。 温泉を汲み上げるモーターの音が、だんだん大きくなってきた。 青いトタンの粗末な建物、入り口には下駄が一足。 ザッバン・ザザッ、ザッパン・ザザッー。その度に、お湯の匂いが強くなる。 なんだかよその家に土足で上がりこんだ気分、そっとそこを後にした。 どうしてそげまでしてっち思うけど、ようわからん。 でん、歩くけば歩くほど何かがほぐれていくのを感じる。