お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.491 『 卒業の湯 』

『 空は春色 楽しじゃないか 天下太平 もらい湯旅〜 ♪ 』  
事前アポは、県立と私立を間違えて大ボケの空振り。それもよし、いつもの事。
誠心誠意、礼を尽くして正面アタックと参ろう。
受付で清楚なお嬢様に用向きを請うと、事務室の奥から不審気に役職者の方が・・・。
しかし、以外にもあっさりと見学の許可をいただき、校舎の奥へと案内される。
      
地下への階段を降りたところで、別の方と交代。
『 あんしが校長先生やけん、後は頼みよ 』 ( ゲッ! 恐れ多くも・・・ )
『 なんも気にせんでいいがな、ワシはただの用務員やから 』
いえいえ、滅相もございません。などと言いながら、しっかり入浴交渉開始・・・ダハッ (^^ゞ


『 お湯が溜まるまで小1時間、お茶でん飲むかえ 』 過分なご配慮、ありがたき幸せ ♪
通された校長室、すてきな女性職員が膝をついてコーヒーのご接待 ( ギャッ! )
想い出の温泉や趣味でされている軟式野球審判員などなど、しばし世間話・・・。
この時ほど 『 地の利、年相応の経験、職の利 』 を実感した事はなかった。

『 温くて風邪ひかせちゃ悪いけど、ボチボチいいころ合いかな? 』
こがね色に輝くお湯はふ〜んとモール臭、湯口からボコボコと大量に注がれている。

やわらかい肌触りは極上ヌルトロ、ニタニタ・ダラダラ長湯してたらドアの向こうで音が・・・。
そうだ! 女性職員が浴室の洗濯機を使うって、言ってたよな〜 (-_-;)
慌てておパンツ穿きながら 『 お仕事の邪魔してすみませ〜ん、すぐ出ますぅー 』


残念ながらこの施設は今月末で利用中止、すでに県へ閉鎖の届を提出済み。
『 再開する時は連絡するけんな 』 頂戴した名刺には、なんと管理者の肩書きだけ。
どこまでも慎ましい校長先生、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
『 敷地の中で石油臭い水が出よったけん、検査したら温泉じゃった 』
『 ちょっと前までは、ポリ置いて露天を造っちょったんでぇ 』
『 先生たちに人気があってな、みんな喜んで入りよった 』
うーん、聞かん方がよかった〜 (>_<) それっち、物ゴッツええな〜 (^^ゞ