フロントまで出向き入念な下見をしたにも関わらずお蔵入り、あれからン年。
ああ！ ようやくその時がきた 『 食事したら、お風呂いいかえ？ 』
念には念をと、事前の再確認。一旦電話を切って待つ事暫し。
しかし・・・なかなか返事が来ん 『 そげぇ、ハイソサエティなとこなん・・・ガフっ 』
『 限定ランチのみですが、それでよろしければ・・・ 』 うー、なんと厳かなお声。
駐車場に並ぶ高価な車、玄関口にはピカピカのゴルフバッグ・・・やっぱし場違い？
むき出しで持ってたタオルとデジカメ、あわててポケットに押し込む (^^;
席に着き、差し出されたメニューを見て 『 たまがった！ 』
値段が・・・書いちょらん。しかも・・・大きく 『 時価 』 の表示 (>_<)
ああた。いくらなんでん、一杯２０００円のうどんはなかろ？
時価のチャンポンっち、なんぼするん。恐る恐る・・・注文。
料理が運ばれて来ても、会計用の伝票すら・・・ない。
隣の席でプレーを終えた叔父さま方 『 こまい事は言うでないぞ 』 とばかりに
クリームソーダやらなんやら優雅に飲みよん （ それ見て、さらに縮こまる小市民 ）
食後、メニューにないコーヒーのサービス♪ （ こげん、ささいな事がうれしい小市民 ）
第一関門突破。ようやく念願の入浴タイム、天然温泉の文字が誇らしげに誘う。
内湯には目もくれず、さっさと露天へ直行。ああ！ ようやくのご対面 ♪
意外に熱めのお湯、浸かれば春へと衣替えした鶴見おろしがやさしく吹き抜けた。
これで晴れてたらな・・・タラタラ言ってんしょうがねぇ。
腹も膨れて温泉をいただけたんだから、それでよし。それなりに、満足の一湯でござった (^_^)v
