お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

今日の落書き 『 一周忌 』

のっぽ、会いに来たよ。
元気だったかぇ。
去年の夏以来やな、久しぶり。


実は春分の日、会いに行こうと思ったんやけど
『 今日は、来んでいいよ 』 って、
君の声が聞こえた気がした。
お母さまのお話ではその日、菩提寺で法要だったとか。
ご自宅にはどなたもいらっしゃらず、行かなくて正解。
そん分、遅くなってゴメンな。


小野ちゃんが亡くなり、あんたも逝っち
両腕をもがれた気分、最近は温泉が遠くなっちしもうた。
『 また、のっぽと飲みに行くん ? 』
誘うちくれんから、お母ちゃんの小言ものうなった。
こんままじゃ、ただ歳だけ重ねて老けちいくごたん。
たまにゃ電話くれんかぇ、すぐ飛んぢ行くけん。


あんたと、初めておうたんは07年の8月。
青ちゃんのご尽力で、ワシどぅの縁が始まったんを覚えちょんかぇ。
よう二人で、レアな湯めぐりしたなぁ。
一番印象深いのは、ホテル晴海前の湯。
あんたが、妖精から呼ばれたっちうれしそうに誘ってくれた。
取り壊し寸前の共同温泉、感動のご対面に座布団3枚 ♪
しかし、飲むたんびにそん話、もう耳にたこができたわ (^^;


亡くなる10日ほど前、最後に病院へ見舞に行った日の事。
今じゃから、言うけど・・・。
きつそうに寝ちょったけん、声をかけきらんかった。
こん次は会えなくなるち分っていたらと、後悔ばかり。
無理やりでん揺さぶって、起こせばよかった。


   酒好きのあんたやけど、桜餅お供えするな。
   季節もんやから、甘いのも、たまにゃぁいいやろ。

   あんたの、家ん前の公園も桜が咲いたで。
   一緒に別府へ行こうえ、もうすぐ温泉まつりで。
   こげ書きよったら、涙が止まらんごとなってしもうたわ。