こちらをブログで書くのは、今回で5回目。
先々代のお爺ちゃんが急逝された後、5年後に息子さんが復活させた。
そして今、3代目として若い彼が温泉を守っている。
昼下がり、貸し切りでのんびりいただく。
ポコポコ、絶え間なく注がれる熱めのお湯。
浴槽一泓のみ、水道の設備すらない。
シンプルな浴室に響くのは、お湯を汲み上げるポンプの音だけ。
なかなか珍しい造り、湯底で女湯と繋がっている。
入口もなんもかんも開け放たれ、時折山から吹き込む風が心地いい。
この辺り、湯めぐりを始めた時すでに廃湯していた " 海老毛温泉 "
” 小野屋温泉 ” や " 陣屋の村 " 、この数年で廃業。
昨年訪ねた個人所有の " 同尻温泉 " 、お願いしたらやんわり断られた。
『 ゴメンな、お風呂が壊れて入れんのよ 』・・・?
自家泉はたくさんあるけど、頑張って営業しているのはもうここくらい。
最初は熱く感じたお湯、何度か入るうちに体になじんで・・・ ♪
開業から50年ほど、施設は古くなったけど大事に保たれている事に驚きと感謝。
湯上り、お兄ちゃんに挨拶『 気持ちよかったわ、ありがとう 』