階下の一人暮らしОさん、郵便受けに取り込まれていない溜まった新聞。
気づいてから、今日で3日目。
透析一日置き、ほかにも持病たくさん。
今年だけでも入院4~5回、正確な数字は覚えちょらん。
『 昨日ん晩、急に苦しゅうなっちな、救急車で運んでもろおたんやわ 』
奥様はすでに黄泉の国、お子さんやお身内とは関係を絶つ暮らし。
入院の度、あれこれ必要なモンの依頼TEL。
ハイハイとお世話係、介護施設のスタッフみたい (^^;
遠くの親戚より近くの他人、誰だって一人じゃ生きて行けん。
『 隣人を愛せよ 』っち、マタイの福音書だったかな?
透析で通院している病院に尋ねた『 そっちにおるかえ? 』
『 私らもよう分からんの。後から聞いた話やけど、〇〇に入院しちょんらしいよ 』
安否確認も兼ね、出向く。
綺麗な受付のお姉さま、個人情報非開示を盾に剣もほろほろ。
『 こき、入院しちょん? 元気にしちょん? 』返答なしの門前払い!
なんち冷たい世間、浪花節の日の本はどき行ったんな。
そっからワシ、スイッチが入った。
マンションの契約書、必ず緊急連絡先の記載があるはずと管理組合へ。
お身内でなく同級生、その方に現状報告。
家ん中で倒れちょんかもしれん、いやな予感。
帰宅して暫くするとピンポ~ん、玄関先に管理組合の担当者。
ほどなく同級生の方も合流、駐車場でどうしようかとあの手この手。
緊急搬送され現在救急病棟に、重篤状態ではないらしい。
様子が分かったのは30分後、みんな一様に安堵の表情で解散。
ホッとして一杯やっていたら、Оさんから電話。
『 今な、一般病棟に移って携帯見たら、アンタの着信があったけん 』
『 なん、のんびりした事言いよんのな。みんなじ、大騒ぎしよったんで 』
怒らず恐れずとはほど遠い、色々と考えさせられた今日一日。
情けのかけらもない、事務的な病院の対応。
それでん、神様に思いが通じた。
何事も冷静に対処せな、どうしても書き残しておきたかった今日。
あくまでも個人的な話、書き落として明日に備えよう。
気温はそう低くなさそうやけど、昼から雪が降る予報。
お外仕事には辛い、ワシも気をつけな (^^;