『 大分県 木造駅舎の旅 Vol.2 下ノ江駅 』

本来は、公的インフラであるはずの鉄道。

合理化・効率化を錦の御旗のもとに推し進め、

自らの自浄作用すら怠り正当化しようとしている。

今春のダイヤ改正、また無人の駅が増える。

 

カード決済などのキャッシュレス時代、オンラインやネット注文。

使いこなせないアナログ人は・・・置き去り?

取り残された木造駅舎、手を加えられる事もなくこのまま朽ちていくのだろうか。

 

熊崎駅の次に訪ねたこちら、1915年 ( 大正4年 ) 開業。

駅名は、ここから1㎞ほど離れた所にある造船業で発展した下ノ江港から。

造船の盛んな県南地域、造られているのはタンカーや貨物船など。

昨年1月から北海道紋別で運行されている観光砕氷船 " ガリンコ号 Ⅲ IMERU ” は、

佐伯市の三浦造船所で建造された。

駅前には何もなく、わずかばかりの田んぼや集落。

そして、建設時の災厄を鎮めるために駅長が建立した小さなお稲荷さま。

f:id:ohirune-manbou:20220227132203j:plain f:id:ohirune-manbou:20220227132237j:plain

薄くなりかけた " 驛 " の文字、待合室に置かれた木製のベンチは古い映画のワンシーン。

切符を受け取る窓口、当時とほとんど変わらないのだろうね。

f:id:ohirune-manbou:20220227132344j:plain f:id:ohirune-manbou:20220227132419j:plain

f:id:ohirune-manbou:20220227132519j:plain

トゥルル~、到着の合図がして2両編成のローカル列車がホームへ。

誰一人乗り降りしない、ぽつんと山の中。一日の乗降客、現在は50人ほど。

f:id:ohirune-manbou:20220227132654j:plain f:id:ohirune-manbou:20220227132731j:plain

f:id:ohirune-manbou:20220227132820j:plain

乗降客がいなくなれば、駅の存続自体が危うくなるのかも。

別府の共同温泉しかり、今や絶滅危惧種

少しづつだけど、記録していこう。

f:id:ohirune-manbou:20220227132849j:plain

f:id:ohirune-manbou:20220227132912j:plain