『 念ずれば通ず いつかかならず花ひらく 』
愚直でも、思いを深く持ち続けていたら・・・少しだけど前に進む。
気がつけば、同じ志の友がいくつも手を差し伸べてくれた ( 感謝 )
けして一人では歩けないし、斜に構える歳でもない。
刹那を積み上げる日々、たった一度っきりの人生。
この先も、笑って過ごしたい・・・心からそう願う。
枯葉色の山肌が陽に映え、艶やかで穏やかで。
いつにも増して空が青いそんなある日、求氏に誘われた。
存在は知っていたが、こんなに立派な湯小屋だったとは・・・。
源泉により近付けるためなのか、母屋から幾分距離を置く。
アプローチの階段がいい、下りながら顔がほころぶ。
湯気に混じる温泉の匂い、清潔な湯船に熱めのお湯が溢れている。
『 ありがと。 それでは、遠慮なく・・・ 』 『 ふーっ・・・♪ 』