お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

初湯 松原温泉

ペンキはあちこち剥がれ落ち 立て付けもまともなものは一切なく
入り口は工事用のパイプが建物自体を一生懸命支えている
たくみに時間を封じ込め 臆することもなく無頓着に 昔からここに在る
己の 独りよがりで勝手な感傷もへったくれも意に介せず お湯は静かに流れていた
私も風景のひとつ 黙してお湯に浸かるだけでいい

縋るように彼らを求めて 今日も町を徘徊する
亡骸ではなく 老体でもない 今でもしっかり現役の彼らを 記憶するために

(新規確認 ジモ4・アパ5・官共1・不明2)