『 好きだア〜ったのよ あなた 胸の奥でず〜っと♪ 』
待つことも、楽しみです。その時間が、長いとか短いだとかは関係ありません。
渋柿右衛門さんとの約束、まるで恋人との待ち合わせみたいにドキドキです。
仕事も趣味も、手がけているのはすべてがビジュアルでフラットなものばかり。
自分で表現できない塊としての世界、土の器たちには畏敬と憧れを感じてしまいます。
実は、リクエストさせていただいたティーポットの焼き上がりを心待ちにしています。
私も出世したものです。著名な陶芸作家に注文するのですから、とても恐れ多いことです。
私もいつかは、思いのすべてを何らかの形で表現できたらいいなと思っています。
永島慎二の代表作 『 黄色い涙 』 の中で、小説家志望だった喫茶ポエムのマスターがポツリ。
『 一生に一つだけでいいから、珠玉の１編が書けたらいいね・・・ 』
