スーパーの、買い物袋を提げたお婆ちゃんの後をついて歩きます。
何となくSPAレーダーが反応したんで、ついて行きます。
とうとう、住んでいるアパートまで着きました。
『あんた、ナンか用があるんな』、いぶかしげな婆ちゃん、。
当然このシーンを想像していたはずなのに、返す言葉はノー天気な『こんにちはー♪』
アパートの中庭、立ち話の背中越しに渋い湯小屋? 『アレー?これ温泉ですか?』
『ああ、でもお湯が温くなったき止めたんじゃ。今は、使こうちょらん』
暮らした記憶を確かめるまち歩き、そしてそれをつなぐ共同温泉たち。
湯小屋の管理人の真似事をして、下宿代を安くしてもらったこともありました。
何の得にもならないのに、今日も別府を歩きます。