お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.457 『 惜別の湯 壱 』

『 こんにちわー 』 『 あらら。アンタ、また来たんな 』
『 こげ温度が下がったら使いもんにならんけん、もう・・・やめるんで ! 』

出来るだけ源泉に近づける為か、深く掘り下げられた造り。
保養所を兼ねた石炭王の別荘は浴槽3泓、昔の栄華を物語る。

身をまかせた温いお湯も浴舎も、忘れないようしっかり記憶の箱へしまいこむ。
この辺りの廃湯、いつしか両の手で足りなくなった。湯別れは・・・いつも淋しい。