な〜んとなく気になって、久しぶりに寄ってみたら ・・・ 『 おりょりょっ？ 』
なんだか ・・・ 様子が変なのです。 『 どげしたん！ ここ、取り壊すんかぇ 』
『 おいさん、あんた誰なん。こんど新しく店を作るけん、やりかえよんのや 』
『 温泉はあたらんで、そんまま残すけんな 』
気色ばむワタクしを、工事の方達がやさしくなだめて下さいます。
『 あん文化遺産がのうなるかと思うち、取り乱して・・・相済まぬ 』
珍しかったからと、自ら撮られた湯船の画像も見せてくれました。
『 つい最近、浜脇で築８０年の家を解体したけど・・・むげねかったー 』
『 だんだん古りぃーもんが、こん街から消えちいきよん・・・なんか寂しいのぉー 』
タイミングを計りながら 『 あん温泉に会わせて貰えんかなー 』 とお願いすれば、
『 ワシどぅはここん住人じゃねぇけど・・・ちょっとなら。風呂も、入っていいで 』
『 デヘッ (^^; 』
以前と変わらない佇まい、地下から温いお湯が絶え間なく湧きあがっています。
人と暮らしと時間が積み重ねた宝物、記憶する為にもう一度記録します・・・ありがとう。
