お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.121 『青松白砂』

ボロい建物の前に立っても、この奥に温泉があるとは信じられません。
おや?音が、暫くすると入り口のドアが開いて爺ちゃんが出てきました。
湯上りの汗をにじませながら、ドアにカギをかけようとしています。
『すみません、臨時入浴をお願いしたいのですが』
『ここは、地区んしの温泉じゃきなぁ』『・・・そうですよね』
あきらめかけて帰ろうとした時、爺さん小声でボソリ。
『今なら誰もおらんけん・・入っちいいで』『ありがとうございます』
これで3度目、今日も快くいただくことができました。感謝いたします。


近くのM共同温泉は何時の間にか組合員専用になっていました。
観光港の別府交通センターはすでに利用中止。
その向かいにあるドライブイン、気になってお聞きしたら
お湯の供給を全く止めていました。フェリーが出入りする様子を
展望温泉から見るのが好きでした。晴れた日は、なおさらいい気分。
踏み切り向こうのご近所温泉、うどん屋さんもギフト屋さんも
お湯を止めたりで利用できなくなっていました。本当に残念ですね。
温泉は自然からの贈り物、いただける時にいただかないと次はありません。
お聞きするたびにウズウズ、機会があれば密かに密やか・・・です。