お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.149 『出荷No427010の湯』

山あいに新しい道路が出来ると、今まで見えなかった風景が
顔をだします。この日もそうでした。新しいバイパスは
広くて運転しやすいけれど、この辺りは要注意の熱源エリア。
ゆっくり車を進めると、しいたけ乾燥小屋の横に貯湯タンクを発見♪
『おはようございまーす』『あんた、○○建設んしかえ?』
『朝から待っちょんので、はよ瓦を替えちょくれ』『・・・?・・・』


昔、曾お爺ちゃんが山から下りて来てこの土地を購入し
温泉を掘り当てたそうです。現在の、浴舎も源泉も二代目だとか。
『ウチん代で潰したらバチが当たるき、ずーっと守らんとな』
お母さんのお陰です、すばらしい温泉をいただくことができました。
乾燥小屋を兼ねた浴舎の引き戸を開けて外に出ると、
沢山の職人さんが集まって、屋根の瓦おろしが始まっています。
庭先の銀杏はすっかり黄色く色づき、晩秋の山里の湯を堪能しました