お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.412 『 青天の霹靂温泉 』

疾風の如く駆けて行った年度末、疲れた体に区切りの酒が沁みこむ。
ホロホロほろ酔えば、春眠暁を覚えず・・・。
枕元で響く着信音、携帯もぞもぞ手に取れば 『 あんた、まだ寝ちょんのな! 』
『 みんなでスタンばっちょんで、 早よ来 ( き ) ない! 』
あわてて取る物も取り敢えず、かっ飛びめじろん号で春のまちへ。


指定場所には小雨にうたれて佇む恩義ある仲間たち、心痛の至り申し訳ない。
ある屋敷へ案内されるやいなや 『 只今、会長がお着きになりましたー! 』
『 ええっ? はい〜っ? 』 寝起きの頭に、吹き荒れる錯乱の嵐。
『 恐れ多くも、あなた様が 「 もらい湯研究会 」 の・・・ 』 家主からの過分な歓待に戸惑う。
『 何はともあれ、我が家自慢の温泉を御所望下され 』


黒光りする廊下、欄間の飾り格子を眺めながら進む。
手入れが行き届いた庭、若緑が・・・眩しい。

引き戸を開ければ清潔な湯船に適温のお湯、そして・・・プーさんと遊ぶ。
この期になってもよく理解できないけれど・・・いくらか目が覚めた♪