温泉は地面から湧くもん、たいがいは源泉に近づけるため地下帝国に潜んじょる。
ぽたぽた歩けば頭上からお湯の流れる音、ふわりラピュタが浮遊しちょった♪
『 たまがんなー、こん街は 』 とかなんとか言いながら、すでに営業モードのバズーアサハカ君。
『 こんちわ〜 』 突然の声かけに驚くボムじいさん、目が・・・点!
『 こげな温泉ち、珍しい〜。 是非是非お願いを・・・ 』 階上にあるジモ泉なんて、あり得ませぬ。
ツインのアルミドアを開ければ細長く狭い浴室、その奥にちょこんとポリバス。
使い終わるとお湯を抜く決まりなのか、湯船はすでに空。
了承をいただき蛇口をひねれば、金気たっぷりの別府土類♪
でんな。同浴しちょンのが、三つ編みおさげのシータならぬ髭づらおいさん (^^;
すまんすまん。あなたのお誘いでいただけたんに、申し訳ない・・・おゴメンな。