お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

Vol.555 『 高原のお譲さんちの湯 』

     あのー人に逢いたぃ〜 たまーらなく逢いたぃ〜
     高原に風はわたり 白樺はゆれていたぁ〜 ・・・♪
           作詞 関沢新一 作曲 松尾健司 歌 舟木一夫


あなたを見染めてから、ずいぶん永い時間が過ぎました。
10年?  いえいえそれ以上になります。
山奥を徘徊していたある日、なんとなく呼ばれた気がして振り向けば ・・・ 。
普通では、見えるはずもない右斜め後方60℃の崖下に ・・・ 。
それからは、寝ても覚めてもずっと。 ・・・ お慕いしておりました。


『 こんちわー 』
『 あんた、なんぼ言うてんダメ ・・・ 留守で 』 突然、隣んお爺ちゃんからお声が。
『 今日は婆さん、ディに行っちょんがな 』
『 そこが本家で、ワシ方は分家 』
『 なんな、風呂かぇ。 たぶん誰もおらんけん、いいで。ゆっくり入りよ 』


単純泉 うっすら褐色 やわらかな肌触り。
ああー、本当に、あなた様なのですね。うれしゅう ・・・ ございます。

                   
                   
         今はバイパスが完成し、行きかう車もまばらになったこの辺り。
             静かな山里に、鳥の鳴く声しか聞こえません。
       
       
          ( Rお譲様。この上ない感激、お導きありがとうございました )