お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

『 PLAN 75 』

なんでん、のめり込んだら一途。

若い頃はボーリング、休みの日は入りびたり。

大きな大会でハイスコアを出し優勝、それで終わり (^^;

もっと若い頃は、ガロ・COM世代。

  

永島慎二に憧れ、花の都へ。

貸本屋の倉庫までお宝探し、押し入れいっぱいのコレクション。

少女漫画の月刊誌、発売日は仲間で付録の奪い合い (^^;

樹村みのり陸奥A子、田淵由美子、倉田江美、あ~懐かし。

 

枕長すぎ (^^;

映画もとことん、これまで4000本以上。

昔は映写機を担ぎ公民館などで上映、湯布院映画祭初期の頃スタッフとしても。

カンヌ国際映画祭に正式出品された、話題の早川千絵監督作品『 PLAN 75』

長生きすると、迷惑扱いされ行き場もなく抗う老人たち。

自ら選ぶ " 最期 "、お上が決めた制度。

思い出した " 楢山節考  " 、木下惠介監督作品。

口減らしで、山に捨てられる老婆。

 

それともう一つ、“ ソイレント・グリーン ”

1973年、チャールトン・ヘストン主演のアメリカ映画。

環境汚染と人口増加により、食料は宝石よりも希少で高価なものに変わり果てた。

憂い憐れんだ一人の老人、赴く先は公営安楽施設。

自らの体が、食料になるとも知らず・・・。

ベッドに横たわり、最期を待つ目の前に緑豊かな映像。

『 嘘じゃなかっただろ、昔はこんな風景だったんだ! 』

静かに流れる、ベートーヴェン交響曲第六番『 田園 』

公開から約50年、時代設定は2022年。

映画からのメッセージ、真摯に受け止めな。