お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

こ・だ・わ・り

蟹が大好きな『ムサボリビッチ・カニスキー』こと小泉東京農大教授は、今宵も自称『味覚人飛行物体』となってB級・C級アンド超グルメを問わず、食べられるものはすべて顎下に納めている食人(職人)です。
某新聞のコラムで拝見した栄久庵憲司氏、若い頃は僧侶の父親を慕い『仏門』の世界に身を投じたのですが、いつのまにか『物門』に目覚めて醤油の瓶から秋田新幹線まで、巾広く手がける工業デザイナーとして活躍されております。73歳の今の夢は、『道具寺』の開山だとか・・・。まさにウーウムです。
また、夜な夜な全国の飲み屋をパトロールされているニッポン居酒屋放浪記の著者、太田和彦氏。呑みほす酒を、女性にたとえて批評しています。たとえば、この酒は南沙織だ!いやいや秋吉久美子だ!うんニャこの妖艶さは大地喜和子だ・・と。毎日のように飲み歩いていると、当たり外れもあるようですが・・。温泉めぐりもそうだけど。そんな時太田氏は居酒屋で酒を酌み交わしながら、同行者と囁きあいます。『日本の政治はどうかね?』『ダメダメ、まったく見込みなし!政治家は民衆を見ていない!!』で早々にこの店を切り上げ、次へと腰をあげるサインとなります。店に配慮した素晴らしいお言葉ですね。奥義を極めた達人のお言葉は深いものがあります。重ねて重ねての、ウーウムです。

お昼寝マンボウも少ない脳ミソを絞りに絞って、ちょこっと考えてみました。最近、素敵なお湯をいただく度に書きとめるようにした『惹湯(ひとう)報告』。皆様とのお近づきのご挨拶用にと『湯歴書』を、用意させていただきました。そして、この拙文のメインタイトルは『湯快日記』です。一生懸命にシャレてみましたがが・・はてさていかがなものでしょうか?

自分の生き方や意志を伝える大事なアイテム、言葉のもつ意味を正確に理解して伝えなければと思っています。また漢字の不思議な生い立ちは、知れば知るほど面白く唸ってしまうことがたくさんあります。先達の皆様のまさに芸術の域に到達したかにも思える造詣のある『お言葉』と比べますと、いやいや恥ずかしくなるくらい底が浅ぅございます・・。
うんなことを言いながら、今日も『ボロ美旅館』だとか『ボロ狂憧湯』などをいただきに、いそいそと湯めぐり(夢繰り)に行ってきまーす。キャーぁ!!

平成15年菊月厳暑