お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告vol.63『湯の町漫ろ』

この場所には、昔トンボ東映があったんだよね。
よく通った麻生古本屋も、謹慎覚悟で通った茶店もずっと閉まったままです。
白◎◎/前の駐車場にある共同温泉は使われている様子がなく放置され、
表通りから入ったこのあたりは人の気配がなくのんびりと時間が過ぎていました。


今日は、遅い朝風呂をT花温泉で過ごしました。もうすぐ中休み、清掃の時間です。
朝の終い湯なので、さすがに私以外は幼い子供連れの若いお父さんだけ。
余分なものを脱ぎ捨ててお湯をいただくと、無垢の心になることができました。
お湯があるから、ここに私がいる。ただそれだけ、他に何も必要ありません。
あの日から2ヶ月、湯上りに見上げた空は、いつのまのにか秋色になっていました。