遅ればせながら、改装が終ったすじ湯へ出かけてきました。
おりからのなごり雪に、自然と足の運びが速くなります。『うー、さびぃ』
いつのまにか前の土地はきれいに整地され、いつもと違う表情で迎えてくれました。
『チーン』お賽銭(入浴料100円)をあげ、お地蔵様に手をあわせていただきます。
『あぢぃーっ!』体感温度は44〜45℃、もっとあるかな?
そろりそろそろ足を浸けますれば、ビビーンと体中に電流が走ります。
『おー、揺らすなよー』『嫌ぁ〜ン、熱いワン』と、一人芝居のヤングセンターです。
それでも、2度目はなんとか慣れてお湯を楽しむ余裕ができました。
開け放した窓から時折雪も舞い込んだりして、なかなかお洒落な湯浴みです。
噴き上げる湯煙のせいなのか、天気のせいなのか、鉄輪の街は白く包まれていました。