お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.164『スペシウム光線』

いよいよ決戦の時が来た、さあ顔をあげろ。
『立て、立て。立ちあがるんだ、コモぉ〜!』


あいつは、カルシウムやナトリウムを大量に含むスペシウム光線
撒き散らしていた。H-32号の毒牙にかかると、
瞬時に化石のように固まってしまう。気をつけなくっちゃ。
あたりは、全て白い世界。踏むとボキボキ折れる音が、
シンと静まり返った山あいに響いた。
しかぁし、『ブシュッ、ジュボーーッ』と炸裂する勢いが
以前に比べると、なんだか弱々しく感じる。
己がふりまく濃い成分に自分自身が蝕まれ、スケールで塞がれ
やがていつかは噴出も止まって大地に帰っていくんだろうか?
『よしよし、コモ助が君を抱きしめてあげよう』
受け止め浴びたお湯は、ゴッツ・エグ味の強食塩泉。
源直ハグハグは22℃、この冬空になんか馬鹿っぽいね〜♪