『雨はざあざあ ざっざざざざざあ
風はどうどう どっどどどどどう
あられはぱらぱら ぱらぱらったたあ
雨はざあざあ ざっざざざざざあ』
(宮澤賢二 『かしわばやしの夜』から)
久住の南麓を走れば、車のフロントを叩く霰がいつのまにか雪に変わりました。
気温−2℃、シャーベット状の道路が凍り始めシャリシャリとタイヤが噛む音、
気弱な私は車を止めての撮影も出来ずひたすら目的地を目指します。
事前に用意したポリバケは行方不明となった漬物桶の代用品、
押さえきれない高ぶりの代わりに後部座席でゴロゴロゴトゴト揺れてます。
いただいた情報に感謝、すぐわかりました。念の為、車を横付けして目隠し。
ポリバケに湯を溜めながら三脚にデジカメをセット、顔も緩む楽しい時間です。
『イッセーの!』セルフタイマーの号砲にあわせて飛び込めば、
モワモワと舞う淡く黄色い湯の華が体中を包んでくれました(うーん、幸せ♪)
本格的に降り始めた雪、寒さも全然気にはなりません。
ひとしきり楽しんでおパンツまで穿いたんだけど、何だか物足りなくてモー1回!
誰もいないと思っていたのに・・・・・・、
畑仕事中のお婆ちゃんとしっかり目が合っちゃいました(^^ゞ