お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.293 『 薬師の湯 』

待ちに待った休日、温泉掘削の朗報を受け目的地へ向けイザ出発です。
紅葉しはじめた道すがらの山々、いい天気に映えてきれいです。
『 この辺りだよね・・・ 』って思っていたら、ドデ〜ンと赤い鉄塔。
近づけば立派な建物、食事処もあります。裏山には、社殿風の建造物も。


『 こんにちはー、温泉が出たとお聞きしてきました 』
『 いらっしゃいませ。実は、まだなんですよ。ところで、今日はどんなご用ですか? 』
『 あのぉ・・・、しゅ・取材です(^^ゞ 』 『 そうですか。では、ご案内しましょう 』
『 ゲッ! 』 いいのかなーと思いながら、社長の後をくっついていきます。

『 こちらが家族湯です 』 扉を開けると、浴槽にたっぷりのお湯・・・ん?
『 宿泊も出来ますので、今は地下水を沸かして提供しているんですよ 』
300mから汲み上げられたのはうっすら濁り色、口に含めば薄く土類系の味。
それがああた、温いんです♪ ( 状況が許されれば・・・これでもよかったかなぁ )
『 でもね。1300m掘っているもう1本が、ホントの温泉なんですよ 』



この後、大日如来や千手観音、薬師三尊などやく70体が安置されている大仏殿へ。
オープン前なのに、たくさんの生花で飾らています。しかも、そのほとんどがユリの花・・・。
『 私は無宗教なのですが、仏様を見ていると心が落ち着きます 』
『 仏様も温泉を掘ることになったのも、貴方達とお会いできたのも何かのご縁ですね 』
『 皆様に、心を癒していただき温泉で体をほぐしていただくのが私の夢なんですよ 』
社長のお話をお聞きしていると、自然に正座して手を合わせる事ができました。



お忙しい中、1時間近くもご案内いただきありがとうございました。
温泉が全く望めない県南エリアに12月上旬温泉施設が誕生します、待ち遠しいですね♪