時々、風が吹く。
時々、予感がする。
時々、呼ばれている・・・気がする。
温泉巡りを始めてすぐ、この施設を知るが遥か彼方のK2。
数年後近くに新規誕生、意外な場所で湯脈の存在に驚く。
あの夜、激しく体を揺さぶられ・・・急かされように辿り着いた。
ちょうど先客と入れ替わり、挨拶を交わして湯小屋へ。
引き戸を開けると、かすかに雨上がりの森の匂い。
力強い黄褐色のお湯は、トロリまとわりつく純重曹泉。
お湯との出会いは・・・いつも心ときめく。
( 泉温46.7℃ pH8.5 150ℓ/min 昭和55年分析 )