木炭画の消しゴムは、食パン。
デッサン室の窓を開けると、ちょうど見上げた位置。
別棟にある彫塑の部屋からはより至近距離、まさにお隣。
時々、敷地の中へお邪魔してスケッチした事も。
あれから・・・40年。。
まさか、こんな形で再びお会い出来るとは・・・。
節電対策なのか、薄暗く蒸し暑い館内。
地下へ続く階段を下りれば、通路に立ち並ぶボンベ。
天井には、訳分からん無数の配管。
劇薬注意の張り紙なんて、ますます怪しい。
『 この湯船、結構貴重な石で出来ているんですよ 』
『 値段ですか? たぶん、高いと思います 』 『 ・・・アハっ (^^; 』
案内していただいた彼、研究に疲れたら気分転換で温泉に入られるとか・・・。
お礼を言って表に出れば、夏の強い陽射し。
赤レンガの建物を横切る、白い航跡雲。
過去の思い出もこれからの記憶も、
ずっと熱く真っすぐでありたい・・・。。