お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.45『夕焼け小焼け』

いつかどこかで見た懐かしい風景、港町によく見かける軒を寄せ合う狭い路地。
夕飯の仕度でしょうか、魚を焼くいい匂もしてきました。
そばで、タンタンタンと小型漁船のエンジン音。もうすぐ日が暮れます。
この町にある渋い銭湯の前は、ご隣近所の集会場なのでしょうか、
いつの間にか、小さな子供達やおばちゃんたちに囲まれちゃって
話がいつまでもつづきます。なかなか帰るタイミングがつかめません。
お向かいのお家の引き戸が開いて、小鉢に煮物をよそったおばあちゃんも来ました。
気がつけば私の右手に栄養ドリンク、左手に酒の肴にいただいた小海老の干し物が・・。

『あんなー、今日妹の誕生日なんで』おめでとう。おませなお姉ちゃんはいい子です。
ありがとう。みんなありがとうね。小さな港町の小さな温泉銭湯。
ずっとお元気で営業していてほしいな、戎湯さん。また来ますね、約束ゲンマン!