今晩の、大人の火遊びは諸所の事情でやむなく中止です。
これまでも密やかに、幾度となく一人遊びをしてきました。
連れて行く相手がいるとすれば、カミさんでも娘でもなく唯一息子だけです。
何故か、火遊びが似合うのは男だと、勝手に思っていますので・・・。
焚き火を囲み一夜を過ごすと、少年は大人になります。
3年前の秋、台風のさなか仲間が長湯温泉に集いました。
ブッブッブッとランタンがリズムを刻みはじめた宴は、ギターの音と歌声が闇に弾け
みんなのパワーに恐れをなしたのか、翌朝は抜けるような青空です。
鮎を獲に乗った、軽トラの荷台で受ける風は秋。朝食に並んだ
早採れの栗にトウキビ、鮎の背ごしや塩焼き、豆腐の味も忘れられません。
今日を、かの地を離れるSTさん・SYさんに捧げます。(写真無断拝借、すみません)