お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.88 『四軒湯』

そこそこ湯めぐりをしていると、時々不思議な事に遭遇します。
今日もそうでした。何度か通った山道、今までは感じなかったのですが、
『止まって、私はココよ!』はっきりと声が聞こえたので一旦通り過ぎて逆戻り。
そこには、4軒で管理されている青トタンの共同温泉が待っていました。
目の前でお母さんが畑仕事をしています。出来過ぎです。
『夕方、婆ちゃん達が入るの。そうね、いつもは今頃からお湯を入れ始めるのよ』
許可をいただいて覗いた湯船は、時間前ですから当然空っぽ。残念です。
次回入湯のお約束をもらい次へ急ぎますが、諸事情でそこは入湯断念。
1時間かけて、再び引き返して来ました。そんな、運命だったのでしょうね。


今度は、ちゃんと緑茶色のお湯がいっぱいに張られていました。
甘く香るモール臭、口に含めば枯葉と土の味。ボコボコ溢れるでるお湯を
ありがたくいただきました。でも、これでこの話は終わりません。
あまりの嬉しさに、うっかり持っていたキャッシュカードなどを忘れたのです。
明日、引き取りに再訪します。よくよくご縁があるのでしょうか。
Bお母様、重ね重ねお礼と感謝を申し上げます。ありがとうございました。