お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.145 『旅愁』

『あなたを さがして ここーまで来たのン♪』
あー、懐かしいなー。西崎みどりちゃんの若かりし頃の歌です。
皆さん、ご存知ですか?


権兵衛さん、いつもお気遣いありがとうございます。ココですよ。
ドウドウと噴きあがる湯けむり、例の分水嶺の貯湯槽があります。
以前、ブルゥのお湯をいただいてうれしい体験をしましたが、
今日目指すのは管理人さんちの自家泉です。
何度も訪れました・・・でも、そのたびにガックシの轟沈。
オリョリョ、今日はいらっしゃいますねー。うれしいー、ラっきー!
『こんにちはー』 『何な』 『お風呂、入らせてん』
『厚かましいヤッちゃなー、残念やけどワシが今から入るんで』 
『ゲッ!そこを何とか、お願ぇしますだ。庄屋さまぁン』
『しょうがねぇなぁ、風呂が済んだら湯を抜いて掃除するならな・・・
 あ、後ワシが入れるように白線のトコまで湯を溜めちょくんで』
キャー、これも人生修行ですね。ありがとう、オッチャン♪
ログ風の湯小屋周りの木立が、西陽をうけて赤く色づきを増しました。
源直のお湯は激熱の87℃、微かに硫黄を感じる硫酸塩泉。
お湯は無色透明、貯湯槽とは違う源泉のようですね。
PH8.9の分析に、大分県1のアルカリ度の表示はすこし無理があるかな?
素朴な浴舎にいいお湯、これ以上の望みも贅沢も必要ありませんね。
『恋しい あなた あなたー いまぁどこに♪』
ずーっと、恋焦がれたお湯をいただきました。感謝します。