『 古い電車のドアのそば 二人は黙って立っていた
話す言葉をさがしながら すきま風にふるえて
いくつ駅を過ぎたのか 忘れてあなたに聞いたのに
じっと私を見つめながら ごめんねなんて言ったわ
泣いてはダメだと胸にきかせて 白いハンカチを握りしめたの
池上線が走る町に あなたは二度と来ないのね
池上線に揺られながら 今日も帰る私なの 』
♪池上線 作詞 佐藤順英 作曲 西島三重子
散る花びらまでも愛しく
甘く香る羊水に いつまでも体をあずけて漂う
遅い春の湯