2006-06-03 惹湯報告Vol.195 『白湯山苑』 温泉 ここまで登ってくると、何だか別世界。 ウグイスの鳴く声が、木霊して響いています。 足元は石積みの山道、辺りは萌える山みどりが覆いかぶさり 遥か向こうに蒼い別府湾が見えます。ここは、何処ですか? 何だか見てはいけない物を見たような、 触れてはいけない聖域に踏み込んでしまったような・・・そんな思いです。 『白湯山苑』に、下手な感傷は不要です。 深山の朽ち果てた温泉旅館、いつの日か生まれ変わるために 大地抱かれ静かに眠っていました。