お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.479 『 同級生の湯 』

『 お父さ〜ん、こんちわ〜! 』 『 なーんな、あんた。また来たんかえ 』
『 あん風呂に、入らせてくれんかな〜 』 『 厚かましいのぉ。どこまで、しちくじいヤツなん 』
それでもやさしい親父殿、玄関を出て独り言を呟きながら・・・ついて来いとゆるゆる歩きます。
牛小屋で一旦停止、畑の前でも一くさり。地獄釜の前では、トーンがさらに上がります。

そう言えば思い出します先月の事 『 あんた。 これ、喰わんね 』
差し出された地獄蒸し温泉卵、よくみれば鶏のウ○コがこびりついておりまする (>_<)
『 おいひぃですぅ〜 (^^; 』 湯小屋まで50m、それはそれは修行のいばら道でござりました。
今日もそこいらへんの菜っ葉を引っこ抜いて蒸して下さり 『 もっと喰うか? うめぇーやろ 』
次に案内された椎茸乾燥小屋、たくさん並べられた竹製のバランに昭和ン年の墨文字発見。
『 えっ? それっち、バカサカが生まれた年で 』
『 おりょりょ。あんた同級生かぇ、ワシも○○年生まれで 』 と、いきなり仏頂面のお父んが・・・ ♪ 
お聞きすればこのバラン、ひい爺さんが彼の誕生を祝って新しく作られたとか。


『 昔は7軒の共同やったけど、今はウチ方だけ・・・ 』 自家泉にしては、大振りの浴舎に納得。
『 にっぽん木造駅舎の旅 』 にも、負けず劣らない神々しさ。3年越しの想い、扉がようやく開きます。
すぐ脇にお地蔵さまが見守る源泉、大地の恵みを大事に使われ守っていました。

『 お父さん、ありがとう♪ 』 『 あのなー。 同級生に、お父さんち言われとぅ・・・ねぇわ 』
『 そげんことより、あんたは・・・苦労してねぇ! そげん、顔をしちょる! 』
いらん世話ち言いかけたけど、我以外皆師成・・・ここはぐっと我慢。
この日アサハカは、また少し大人になりました・・・ アハッ (^_^)v