歳を重ねれば、そのつけは後から来る ・・・ ?
先月を乗り切った安堵感からか疲れからなのか、
帰宅してちびっとアルコールが入れば即轟沈。
旅の終わりをどう書き留めようかと気になるのに、毎晩同じパターン。
馬籠宿から妻籠宿へ、峠越えの旧中山道。
観光協会のHPやレポを拝見したら、ゆっくり歩いても3時間ほどだとか。
それなら、こんおいさんでも大丈夫だよな?
無謀にも歩き出したけれど・・・すぐに後悔 (^^ゞ
いくら整備されているとはいえ、石段はあるは上り下りの山道。
しかも、やく8キロ。
おまけに、熊出没注意の看板と鐘があちこちに ・・・ (>_<)
ガンガン打ち鳴らし、ナンマンダブと唱えながら進む。
どうぞ、会わずご無事につきますよう ・・・ 。
人気のトレッキングコースなのか、
私よりもうんと先輩やご婦人のグループとすれ違う。
驚くのは、外国の方たちもたくさん。
えらい大きなバッグをしょっていると思ったら、頂上にベイビー (@_@)
途中で、農作業中のお母さんに話しかけた。
『 それ、なん ? 』
『 これはヤーコン、今年はクルミもたくさん採れたんよ 』
喰った事はあるけど ・・・ これがそうなんだ、ありがとう ♪
ようやく馬籠峠、国境を越える。
ここからはほぼ下り坂、安心したのが間違いだった (>_<)
上ってくる黄門様御一行や駕籠かきに飛脚の皆さんへ
お気軽に挨拶してたら ・・・ 足に来た (ガフッ)
昔ん人は凄いよな、こげん山道を文句も言わんで歩いたんだから。
今は、どこ行くんでん、車のお世話になるんに。
一休みを挟んで2時間ちょっと、ようやく妻籠宿へ到着。
ガクガクの体を目についた蕎麦屋で慰める、この旅はじめての昼飯。
電車の待ち時間、駅前の茶店で、これまた初めてのコーヒーブレイク。
店は賑やかな外国人で満席、バスを待つ行列もほとんどが異国の人達。
みんな上手に、自分流の旅を楽しんでいる様子がうかがえる。