お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

一日一湯Vol.74 『安美温泉』

『区営温泉 存続の危機』 と、金曜日の大分合新聞記事。
ずっと前からこうなる事は分かっていたのに・・・、いまさらと言う感じです。
別府には市が土地と建物を所有し、自治会などが運営する『市有区営温泉』と
自治会などが施設も所有し運営する『区有区営温泉』が現在合わせて83ヶ所あります。
これらの他に、個人が所有し運営する『私有区営』や『私有私営』も多数存在して
市役所の温泉課も正確には実態を把握しきれていません。他に『組合有組合営』もあり、
複雑で多様な形態で運営されているのが別府の共同温泉たちです。
言葉に語弊があるかもしれませんが、とても閉鎖的な地元住民専用温泉、
そこへの入湯許可をいただくのは至難の業です。
『別府には、他になんぼでん入れる温泉があるやろがぇ。そこへ行きよ』
『今入りよん、爺さん達が死んでから考えるな』 そんな悲しい事を言わないで下さい。
生活の一部によそ者を入れる・・・抵抗があるお気持ちはよく分かります。
私だって、いきなり自宅に知らない人が『風呂入れちょくれ』っち来たら・・・。
きちんと入浴料を徴収して施設管理の一部にあてればとも思うけど、
この事にあまり多くを語らないほうがいいのかも知れません・・・ね。


『今日は、遅せーじゃねえかえ』 『忙しかったけんな、残業したんで』
湯上り後ベンチで寛ぐ爺ちゃんたち、通りがかりのオバちゃんに声をかけます。
『どげしたんな、そげ急いで』 『今からケーキ焼いて、実家の爺ちゃんに届くんので』
そんな会話を楽しみながらの一風呂、ゆっくりのんびりいただきました。
Christmas Eveの今日、ささやかな幸せに感謝します♪