別府八湯温泉道、そのすばらしい企画を成就 （ ８８湯達成 ） すれば名人の称号が。
さらに褒美として、裏泉家への参加資格が与えられる。
現在３０００名近くの温泉名人が誕生しているけれど、開始当時の認知度は低かった。
裏泉家も同様で、３回まではごく内々に行われていた・・・と、お聞きする。
４回目から一般公募開始、それ以降昨年まで８年１４回連続参加。
当日は、個人宅や地元専用の共同浴場が開放され、貴重な体験に心躍らせた。
昨今のような、電話予約先着順やはがき抽選なんて考えもしなかった。
初年度の裏泉家、参加者は私１人にスタッフ３人・・・。
『 雨が降ってきたから中止しようと思ってたけど、あんたが来てくれたんで始めようか 』
『 一人じゃ淋しかろ。ワシどぅも一緒に入るけん、今日はゴメンな 』 と菅さんや野上さん。
手弁当でのご尽力に・・・・ただただ感謝。
しかし、この街と係り合うのにこのイベントだけでは物足りなくなった。
独り歩きすれば新しい視点での発見、そしてお湯以上に温かな人と出会うのもうれしい。
未完成彷徨曲 『 聖地 別府 』 いまだプロローグ。 ようやく、譜面を書き始めたばかり・・・。
