いい天気に誘われ車を止めた里山、キャベツ畑の向こうはのどかな風景です。
澄んだ空を横切るひこうき雲、あてもなく歩く山道の向こうにタンクと湯小屋。
そして、人の気配・・・。
『 お母さん、こんにちわー。これは温泉ですか? 』
『 時たま近所んしも入るけど、いつもは私ら2人だけなんよ 』
『 差支えなかったら、お風呂お願いしても・・・いいですか 』
『 まあー、うれしい。 こげな温泉でよかったらどうぞ 』
綺麗で清潔な浴室と錆びた体重計、暮らしを大切にされているのが分かります。
『 最初は温りぃーけど、だんだん熱ちぃーのが出てくるけんな 』
温泉の調整はこれこれと受ける丁寧な説明、溜まるのが待ち遠しい〜。
浸かればふ〜んと焦げ臭、やわらかな肌触り。
『 お風呂、気持ちよかった〜! 』 『 いつでん来よえ、入ってくれてうれし〜♪ 』
いっぱいの笑顔と、ありがたいお言葉に感謝。
お母さん。今日は、あなたに会う為に来ました。
この次は、約束した写真を届けにまいります。ありがとうございました♪