職場の目立つ場所に、見たこともない植物。
これまで、セルリアカルメンやらリトルプリンス。
やたら長いお名前の、フィリカ・プベッセン ワフトフェザーちゃん達。
なんか知らんけど、主任さんの推し趣味?
ずっと見てたよ、君を。
かぶんすな頭、成長するにつれだんだん垂れて重たそう。
ゲンコツのような大きさ『 茹でたら美味しいって、生でも食べられるんよ ♬ 』
へ〜、喰えるんだ。
少しづつ開く蕾、夏休みの朝顔観察気分でお付き合い。
まるで大きなアザミ、青紫色の細かい花びら。
いや〜、それにしてんデカイなぁ。
ある日、いつもの場所に君がいない。
『 今、あの子は? 』スタッフに尋ねる。
花が終わり、新しい芽が出るように切り落としたとか。
花言葉は、『 傷つく心 』や『 孤独 』
片隅で、ひっそり養生中。
けして一人じゃない、見守っているよ。
来年、また会おうね。