お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.129 『テルおばあちゃんちの湯』

気温17℃、午後3時だというのに、もう夕暮れの山里です。
5年越しの思いを込めてダメモトでお願いすると、
『お湯は溜まっちょんけんな、どっちに入ってもいいでぇ』
快く入湯の了承をいただきました、うれし〜い♪
おばあちゃんお一人なのに湯船は贅沢に2泓もあり、
そしてそのどちらにもに土色のにごり湯が満たされていました。
湯小屋はそんなに古くはないけど、浴室を囲む板壁は緑色に変色。
温泉成分が付着した湯口からは、ドコドコお湯が溢れています。
口に含めばウゲッ、刺す様な刺激は何度飲んでもやはりダメですね。
適温のお湯に誘われ、つい長湯をしてしまいました。


窓を開ければ源泉タンクは炭酸泉特有のボコボコリズムを刻み、
黒牛が鳴いている畜舎の周りにはコスモスも揺れ、すっかり秋色です。
また今日も、すばらしいお湯をいただきました。
風に大地に、私が生まれ住むふるさとに、ありがとう。