『 アサハカさん。今日のデート、最後はあそこ・・・でね♪ 』
『 あんたなー。なんぼワシでん、年相応の分別は持っちょんつもりなんやけど・・・ 』
『 やぁん、そんなコト言わないの。・・・○ずかのお願い 』 ・・・バキューン!!
かつての国道10号線に面した某所、そこに人知れず沸く温泉が・・・ある(?)と言う。
持ち主も胸を張ってのたまう、『 25℃ありゃ、井戸水だろうが何だろうが、文句はなかろ 』
冬の夕暮れは早い。このちょいと先にはJRの駅や交番も、人通りもそれなりなのである。
だがしかし、『 暗くなったら、いや! 明るくなきゃダメ! まーだぁ? 』
かわいいお嬢様を前にして全く反論できない、純なおいさん。
いそいそとジャバラーを取り出し組み立て始めた、けな気なおいさん。
貧相な鶏ガラ体形を惜しげもなく世間に曝す、Mなおいさん。
そんなおいさんを、優しくハグハグしてくれたのは柔らかな硫黄の香りでした♪