お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.426 『 無情の湯 』

お前に宛てた同窓会の案内はがき、永遠に戻ってこない出席の返事。
悲しくて悲しくて、信じられなくて・・・。


今年、恩師の古希をお祝いしようと・・・みんなに呼びかけた。
全員そろうのが、ひょっとして最後かもしれんけん?
もちろん冗談のつもりだったんだ・・・、ごめん。
おまえに出会ったのは、ちょうど40年前。
ひょうきんでやんちゃ、反面強引で頼もしくいつも振り回されてた。
住んでた下宿屋が近所だった事もあって、一人暮らしをはじめた俺を
いろいろ気遣ってくれた。ほんとに・・・ありがとう。


お前の家があるビルの屋上、とらやのたいやきを食べながら見た別府の町。
俯瞰で見下ろしたカトリック教会、夕焼けに染まる鶴見の山。
学校から自宅まで2〜3km、なのにいつも2人でヒッチして帰ったよな。
コインローファー、細身のズボン。アイビー、結構似合ってたよ。
あの子と駆け落ちしたのが原因で退学、卒業まで一緒にいられなかったのが心残り。
おまえの家へ行くたびに前を通ったあるお宅、先日ここの温泉をいただいたんだ。
撮りためた写真を眺めながら、あの頃を思い胸が熱くなった。

お湯は昔と変わらなく湧き出ていたのに、命の限りを改めて知る。
別府の町と俺を繋いでくれた事に感謝、たくさんの思い出をありがとう。
     http://d.hatena.ne.jp/ohirune-manbou/20021204
高市、ゆっくりおやすみ。( バカヤロー、夏会えるのを楽しみにしてたのに・・・ )