お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

湯快日記 Vol.19 『 温泉探索少年団? 』

挾間町の海老毛温泉は、成分の濃さをもてあまして家主が湯口を塞いでしまった。
朽ち果てた温泉施設の隣で観音温泉の源泉は、何事もなかったように
堆積物でクレーター状になった湯口から、今もお湯がボコッボコッと流れでている。
他にも93年発行の大分県地図に、温泉マークはないけど気になる名前が2つある。
その1つ久住町の『民宿長老温泉』、旅館は無残な廃屋状態で山に飲み込まれようとしていた。
お湯はぬるくて沸かしていたのだろうか、追い炊き用に使ったと思われる炊口もみえる。
温泉に入ってゆっくり楽しんで下さい。昔降ろされた看板に書かれた文字が、空しく映った。
もう1つは竹田市にある『十角温泉』、浴場らしき建物の屋根の上に、ソーラー施設が・・。
ご近所の方のお話では、40年くらい前、冷泉を沸かして営業していたとのこと。
不確かな情報を元に、配湯管らしき細いビニールチューブを頼りに山へ入っていった。
倒木をかきわけぬかるみに足をとられ、20分程登るとこれ以上先に進めそうにもない崖にでた。
すると足元に岩があり、そこから水が染み出ている。湧出口は少し茶色に変色していた。
温泉は炭酸味の鉄泉だったという、さっき聞いたおばさんの話と合う・・・が。
『まあ、私がお嫁に来た頃の話だからね』と、70歳近い彼女は豪快に笑い飛ばしてくれた。