ウフフなのです。今年初めて湯治宿を体験して以来２度目。
１月は聖地『陽光荘』、そして今日はもう一つの聖地『双葉荘』に宿泊です。
玄関先では、お孫さん誕生祝いの武者絵幟が迎えてくれました。
湯煙の中に佇む滅びの湯宿、館内に鎮座まします地獄の蒸し釜。
迷路のような渡り廊下を辿った先にある湯殿に、ドッコラしょと浸かれば
発する言葉は『ア〜ッ！』と、『ウ〜んっ！』だけ。阿形、吽形の仁王様に通ずるのでしょうか？
感動に出会えた時、これ以外の言葉は必要ありません。『阿』は吐く息。『吽』は吸う息を意味するそうですが
難しいことはさておいて、ゆっくりお湯や宿の風情を楽しみましょうか。上げ膳下げ膳の宿と違って、
自分で食材の調達や料理をしなければなりません。
湯上りには自分でさばいた刺身や、地獄蒸しを肴にビールを一杯！
堪えられませんね〜！いつもより、お芋の焼酎がおいしくすすみました。
『湯が旨い 酒も旨くて 笑うだけのわたし』 山湯華
