お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告vol.61『仮設湯』

先日、熊本県泗水町の仮設温泉浴場『中島温泉』へ行ってきた。
生まれたての新鮮な湯を幼いと侮るなかれ。
大地のエネルギーや土の香りを引き連れ這い上がって来た湯は、
けして優しくはなく粗野で荒ぶる浴感に驚愕する。
地元民専用浴場でも野湯でもない。いずれ許可を取り立派な施設を構えて
営業を始める。それが仮設温泉である。


全国の温泉を愛する人たちを魅了した『宮城温泉』(大分県竹田市
資金不足や諸事情で、仮設なのか常設なのかわからなくなってしまった
飯盛町仮設温泉浴場』(長崎県飯盛町)『川南温泉』(宮崎県川南市)
オーナーの情熱溢れるお話を聞きながらご一緒した『とよみずの湯』(熊本県泗水町
新聞報道後、2日で閉鎖されてしまった『岡辻温泉』(大分県大分市)・・・。
これらの温泉こそが、巷で言われているまがい物温泉と対極に存在していると思う。
仮設に入浴できるチャンスがあれば、是非体感してほしいと切望する。
それは、神々しい地球(テラ)の命に触れ生きる喜びをきっと与えてくれるはず。