『こんくれぐれ、我慢せんとな。』『でも、熱ちぃ〜よ』
まわりに気兼ねしてか、若いパパは小声で息子を諭しています。
すると爺ちゃんからやさしい助け舟です。『水入れていいんで、水道ん所へ行きよ』
無理もありません。別府はいつでんどこでん、熱いのです。
温泉まつりの最終日、いいお天気に誘われて無料開放の市営温泉は満員状態。
みんな、幸せそうな顔でお湯に浸かっていました。ほんとうに、温泉感謝の日です。
温泉前の広場では着飾った踊り子さんたちが別府音頭を踊っています。
仮設の足湯もいいアイデアですね。みなさんの足が浸っているお湯は幾らなんでも
口に含めませんが、以外に塩分の多そうな濃いヌルヌル感と泡付もありました。
お楽しみ抽選会や、ぜんざいのお接待も始まりましたよ。
『まだまだいっぱいあるけんな〜、みんな食べちょくれ〜』