三脚にデジカメ載せてバチバチ撮ってると、しらーっとした
空気が流れ、水着姿が眩しい若いお母様たちの視線が
グサグサ突き刺さり、同混しているコモは複雑な気分です。
『あ・あのぉ、温泉が目的で来てるので、気にしないで下さ〜い』
言い訳は空しく響き、最後まで変耐あつかいでした。
帰りしな、受付のお婆ちゃんと暫し会話です。
『温泉の養魚場で泳ぎよったまんご（孫）から言われて、ここ造ったんで。
それとな、あん浴槽は沸かしちょんけんな』 『・・・？・・・』
『あんた、プールん方が源泉そんまんまなんで』 『ゲゲっ』
『日に２度入れ替えるき塩素なんか必要ねえし、飲めるきな』 『おー♪』
おバカなコモちゃん、そういえば温泉分析表の湯温は３１.５℃でした。
まだまだ奥深い温泉修行、そばの鍾乳洞状態の排水溝にも興味津々。
その先には赤茶けた小川も流れ、要再訪の地熱エリアになりました。
お母様たち、そん時は変な目で見ないでよ。お願いだから・・・。
