我が家からかの地へ行けば、必ず町の入口で迎えてくれる浜脇の鉄チャン。
『 今日も元気でいるかなー。 えっ! あれれのれ・・・? 』
なーんという事でしょう、昨年8月から見続けていた凛々しきお姿がありません。
近場の駐車場に車を止め、力いっぱい走ります。おおごとなんですぅ・・・。
『 ようよこ出たみたいやね? どれくらい掘ったん? 』
しばらくして一言 『 300 』 、 他の質問には一切答えてくれません。
皆さん、黙々と作業されておりました。
『 仕事の邪魔をしてしてすみません、ごめんなさい・・・ 』
『 お湯が出たら、浴びさせちゃるで 』 あの時、気さくに話してくれた兄ちゃんの姿もありません。
固く閉じられた湯口とこちらの身勝手な思いが、冷たい秋風に交じります。
どげこげ言うてん、個人の力量で温泉掘れるなんち 『 うらまやし〜 』